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<楽天>借金10 絵に描いたような惨敗

4回、押し出し四球を与え降板する東北楽天先発の釜田(右から2人目)

 6連敗でついに借金10。42試合目の到達は低迷が続いた創設期の2005(20試合目)、06年(22試合目)に次ぐ早さだ。内容も投打で完全に日本ハムに圧倒された、絵に描いたような惨敗だった。
 4月に難敵大谷翔平と投げ合い、1−0での勝利に導いた釜田佳直が先発した。前回同様ロースコアでないと勝機がないのは織り込み済み。だが釜田は一回、2安打と2四球で3失点といきなりつまずいた。
 釜田は「点を与えてはいけないと力み過ぎた。あの3点は痛かった」。「大谷相手に先に取られては苦しい」と、梨田昌孝監督は試合プランを台無しにした形を嘆いた。
 打線は1巡目は慎重に球を見定め、2巡目は積極的に打つなど策を講じたものの、「点を取ってもらい楽に投げられた」という大谷に苦しんだ末、七回以降の救援陣にも封じられた。
 「何でもいいから塁に出ろ」。八回、先頭の聖沢諒が打席に入った時、応援団から悲痛な声が上がった。97敗した05年を思わせる何とも切ない雰囲気が漂った。
 創設期のようにこのまま最下位に沈み続けてしまうのか。特に秋田での主催試合以降のこの4戦、投打に精彩を欠き、負けるべくして負けているだけに先行きが見えてこない。(金野正之)


2016年05月23日月曜日


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