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<仙六野球>福祉大が全勝優勝

 最終節第2日は22日、仙台市の東北福祉大球場で宮城教育大−東北工大、仙台大−福祉大の各2回戦が行われ、工大は勝って1勝1敗のタイに持ち込んだ。既に優勝を決めている福祉大は仙台大に連勝して勝ち点を5に伸ばした。10戦全勝での優勝は3季ぶり。
 この結果、全順位が確定。勝ち点4の学院大が3季ぶりの2位に浮上し、勝ち点3の仙台大は3位に終わった。今季3勝目を挙げた勝ち点1の工大は23日に宮教大に敗れて東北大に勝ち点と勝率で並んでも、直接対決で勝ち点を得ているため4位となり、東北大は5位。宮教大は工大から勝ち点1を挙げても勝率で工大、東北大を下回り、最下位が決まった。
 最終節第3日の23日は、同球場で宮教大−工大の3回戦がある。試合開始は午前10時の予定。

◎福祉大が競り勝つ

 仙台大−福祉大2回戦(福祉大2勝)
仙台大 100010000=2
福祉大 03002000×=5
(勝)杉山3試合1勝
(敗)稲毛田5試合1勝2敗
(本)寺田2号(3)(稲毛田)、望月1号(1)(杉山)、楠本3号(2)(稲毛田)

 【評】福祉大が長打攻勢で競り勝った。0−1の二回、無死一、三塁から寺田の右越え3点本塁打で逆転。1点を返された直後の五回は楠本の右越え2点本塁打で突き放した。仙台大は12残塁と攻め切れなかった。

<楠本2ラン、2冠ほぼ手中>
 福祉大の楠本が今季3本目の本塁打を放った。五回1死二塁、フォークボールを引っ張り、右翼席に運んだ。粘る仙台大を突き放す貴重な2ランに「思い切ってヤマを張って打ったが、まさか本塁打とは思わなかった」と振り返った。
 これで打点(11)と本塁打の2冠をほぼ手中にした。チームを3年ぶりの全日本選手権に導いた好打者は「優勝もできたし、良いことずくめ」とにっこり。ただ、第6節までトップだった打率を終盤に落として首位打者と合わせた3冠を逃し、「首位打者は自力で取りたいタイトルだった」と心残りのようだった。

<仙台大・松本(4試合ぶりの安打となる3安打を放ち、リーグ通算安打は史上2位タイの103本に)>
「落ちる変化球に苦しんだので、見下ろしていた投球を見上げるように意識したら、うまくいった。最後につかんだ手応えを秋に生かしたい」

◎工大サヨナラ勝ち

 宮教大−工大2回戦(1勝1敗)
宮教大 00000210020 =5
工 大 10002000021×=6(タイブレーク十一回)
(勝)佐藤洸3試合2勝1敗
(敗)松下7試合3敗

 【評】工大がサヨナラ勝ち。5−5のタイブレーク延長十一回、先頭の志賀が中越えに適時打を放った。佐藤洸は11奪三振で完投勝利。宮教大は五回までの劣勢から追い付いたが、3番手の松下が粘り切れなかった。

<佐藤洸、粘って完投勝利>
 工大の1年生佐藤洸が粘りを発揮して180球の完投勝利を収めた。最大のピンチは1死満塁で始まるタイブレークの延長十回。野選と死球で2点を献上し、「失点の内容が頭にきて開き直った」。その後は力強い直球で十一回まで4連続三振で切り抜け、サヨナラ勝ちにつなげた。
 チームは5季ぶりの4位が確定。「かわいがってくれた4年生を最下位で終わらせたくなかった」と充実感に浸った。


2016年05月23日月曜日


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