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<デクセリアルズ>多賀城事業所大幅縮小へ

 電子部品製造のデクセリアルズ(東京)が、多賀城事業所(宮城県多賀城市)の機能を大幅に縮小することが23日、分かった。全社的な開発、生産拠点の集約による効率化の一環で、本年度中に生産機能などを移管する。社員約130人の雇用は配置転換などで極力維持する方針だ。
 多賀城事業所が担うディスプレー用光学フィルムの生産機能などは、同社が新たな開発、生産拠点として年度内に稼働させる栃木事業所(栃木県下野市)に移す。多賀城には開発部門の一部を残す。
 社員の多くは栃木事業所に配置転換する計画。転勤が難しい社員には早期退職や再就職の支援制度で対応する。同社は「社員の雇用継続を最優先する。判断がつかない社員には支援制度に沿って理解してもらえるよう努める」と説明した。
 多賀城市などによると、研究職の約30人は残り、約100人が配置転換の対象となる。うち10人程度は離職の可能性があるという。佐藤秀業市市民経済部長は「会社や社員に情報提供しながら、市としても雇用維持に向けて努力したい」と話した。
 同社はソニー子会社だった「ソニーケミカル&インフォメーションデバイス」が前身。現在ソニーと資本関係はない。多賀城事業所はソニー仙台テクノロジーセンター敷地にある。なかだ事業所(登米市)は現時点で縮小などの予定はない。


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2016年05月24日火曜日


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