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観光客335万人増 震災前の99.2%に

 宮城県が公表した2015年観光統計概要(速報値)によると、15年1〜12月に県内を訪れた観光客は6077万人で、前年から335万人(5.8%)増加した。東日本大震災前の10年比では県全体で99.2%まで回復。沿岸部は60〜70%程度にとどまり、圏域間での回復状況に差が見られた。
 圏域別の入り込み数と宿泊客数は表の通り。SENDAI光のページェント(仙台市)の開催期間が例年より長かったことや、JR石巻線の全線運行再開、栗駒山・いわかがみ平(栗原市)人気などが数字を押し上げた。
 入り込み数の10年比を圏域別で見ると、栗原(67.1%増)や仙南(6.0%増)などで震災前の水準を回復した。津波で大きな被害を受けた気仙沼(40.6%減)と石巻(28.3%減)は低迷が続いている。
 宿泊客数は929万人で、前年より67万人(7.8%)増えた。復旧・復興工事関連の需要が12年をピークに落ち着き、観光需要に移行しつつある。石巻と気仙沼は宿泊施設の復旧の遅れが影響し、10年比で70〜80%にとどまった。


2016年05月24日火曜日


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