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<楽天>3番の呪縛が深刻 入ると絶不調に

東北楽天の今季3番に座った(右から)松井稼、銀次、今江、島内

 東北楽天で、3番に座った選手の調子がなぜか上がらない「3番の呪縛」が深刻だ。22日までの6連敗中に3番に座った今江、島内、銀次の打撃成績は計25打数でわずか2安打の打率8分。4番と並ぶ得点源の役割を果たせず、打線のブレーキになる時もある。

<梨田監督も嘆き節>
 象徴的なのが17日オリックス戦。3番今江は一回1死一塁、四回無死一、二塁で続けて内野ゴロ併殺に倒れた。今江は23日現在の打率が2割7分8厘だが、6連敗中、3番だった18日までの4戦に限ると、17打数1安打の打率5分9厘止まり。21日は前カードまで3割3分3厘と好調だった島内、22日は銀次が代役に入ったが、2人で8打数1安打。梨田監督は「3番に入ると呪縛にかかる」と嘆く。
 今季42試合で3番は松井稼、銀次、今江、島内の4人が務めた。その通算打率は1割9分5厘しかない。
 開幕3番の松井稼は16打数無安打のまま、3月29日の試合でけがで離脱した。引き継いだ銀次は最多の31試合で3番に入ったが打率2割2分6厘。得点源というより、四球で出塁するつなぎ役になっていた。

<救世主は外国人?>
 現在リーグ首位打者の1番岡島は4割超の出塁率を誇る。ただ3番が定まらない上、ウィーラーが6連敗中の打率2割弱と下降気味で、中軸で打線が途切れがちだった。チーム総得点はリーグ5位の180だが、池山打撃コーチは「打順を安定して組めない。苦しいが、日々、選手の状態を見て組むしかない」と話す。
 救世主として期待されるのは左手首のけがから2軍復帰し、昇格が待たれる新外国人アマダー。梨田監督は「今すぐ1軍に呼べる打撃状態でない」と言うが、「上げたら何番で使いたいかは頭にある」と、わらにもすがりたい思いもある。(金野正之、浦響子)


2016年05月24日火曜日


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