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<春季高校野球>東陵序盤に猛攻撃

仙台三−東陵 1回裏東陵1死二塁、先制の左越え2点本塁打を放ち、二塁から三塁へ向かう小畑(中央)。左は三塁手岡田、右は二塁手斎藤

 春季高校野球宮城県大会第4日は23日、石巻市民球場で準々決勝2試合が行われ、仙台育英、東陵が準決勝進出を決めた。
 仙台育英は一回から四回まで毎回得点の猛攻を見せ、東北学院榴ケ岡に11−0で五回コールド勝ち。東陵は二回までに6点を先取し、仙台三の追い上げをかわして8−4で勝った。
 第5日の24日は、石巻市民球場で準々決勝の残り2試合がある。

 ▽準々決勝
仙台育英 11−0 東北学院榴ケ岡
東陵 8−4 仙台三
(上が1塁側)

 ▽準々決勝(石巻市民)
東北 − 仙台商 10時
富谷 − 柴田 12時30分

 【評】東陵が逃げ切った。一回に小畑の左越え2点本塁打などで4点を奪い、二回は吉野の適時打などで2点を追加。6−4で迎えた七回に2点を挙げて突き放した。仙台三は五回以降、好機をつくれなかった。

 ▽準々決勝
仙台三001300000−4
東 陵42000020×−8

<仙台三に8強の壁>
 今大会、2度の延長戦を制した仙台三が序盤の大量失点に泣いた。春秋の県大会と夏の宮城大会で5季連続の準々決勝敗退。主戦の佐々木は「チーム内に8強の壁を破りたいという気持ちがあり、意識し過ぎた」と悔やんだ。
 一回、先頭打者に四球を与え、犠打で1死二塁。続く小畑に制球が甘くなった直球を左越えに運ばれ、先制の2点を許した。「低めに投げようと力んでしまった」。その後は二回までに、4安打や自らを含めた守備の乱れで4点を失った。
 左腕は「立ち上がりの投球が課題。夏の大会に向け、低めへの制球力を付けたい」と巻き返しを誓った。

<東陵・小畑選手(一回に先制の左越え2点本塁打)>
 「内角の直球に詰まり、昨秋なら左飛までの当たりだったが、スタンドに入った。冬場にパワーアップした成果が出たと思う。次の仙台育英戦も打ち勝ちたい」

◎仙台育英打線爆発

 ▽準々決勝
東北学院榴ケ岡 00000=0
仙台育英    1136×=11
(五回コールドゲーム)

 【評】仙台育英打線が14安打と爆発した。2−0の三回1死一、三塁から斎田が右越えに3点本塁打を放つと、四回は8短長打を集めて6点を挙げた。東北学院榴ケ岡は先発木皿が崩れ、打線も振るわなかった。

<6戦目で初のコールド勝ち>
 仙台育英がようやく持ち前の攻撃力を発揮し、春は中部地区予選から6戦目で初のコールド勝ち。中軸に当たりが出て、佐々木監督は「選手が自信を持ち、打線が機能するきっかけになればいい」と話した。
 2−0の三回は1死一、三塁で5番斎田が右越えに3点本塁打を放ち、四回は8短長打などで6得点。前日の仙台城南戦で5打数無安打だった斎田は4打点で「(本塁打は)中堅にはじき返す意識で打った」と復調の手応えをつかんだ。
 佐々木監督からは闘争心をむき出しにするよう助言されたといい、「やればできるという気持ちで打ち、チームに貢献したい」と意気込んだ。

<東北学院榴ケ岡・木皿投手(三回に3点本塁打を浴びて降板)>
 「気持ちで向かっていき、高めに自信のある真っすぐを投げたが、狙った高さより少し低めに入って打たれた。夏に向け徹底的にコースの投げ分けができるようにしたい」


2016年05月24日火曜日


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