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<春季高校野球>4強決まる あす準決勝

富谷−柴田 2失点で完投した柴田の主戦岩佐

 第5日は24日、石巻市民球場で準々決勝2試合があり、東北、柴田が準決勝進出を決め、4強が出そろった。4強入りはほかに仙台育英と東陵。
 東北は延長十回、伊勢がサヨナラ打を放って7−6で仙台商を振り切った。柴田は中盤以降、着実に加点し、富谷の反撃を抑えて4−2で逃げ切った。
 予備日の25日は試合がない。第6日の26日は、石巻市民球場で仙台育英−東陵(午前10時)、東北−柴田(午後0時半)の準決勝2試合がある。
         
 ▽準々決勝

東北 7−6 仙台商

柴田 4−2 富谷
    

◎柴田先制逃げ切る
 ▽準々決勝

柴 田000110101=4
富 谷000001010=2

 【評】柴田が逃げ切った。四回2死二塁から三浦の右前適時打で先制。1点差に迫られた直後の七、九回には鈴木の適時打などで突き放した。富谷は八回に1点差に迫り、なお2死二、三塁で一本が出なかった。

 ○…意地見せる3安打2打点 富谷の高橋主将がチームの6安打のうち3安打を放ち、2打点を挙げる意地を見せた。「(先発菅原)俊之介を助けることだけ考えていた。ただ、チーム全体では打力が足りなかった」と冷静に振り返った。
 今大会は2回戦まで6打数1安打と波に乗れていなかった。「観客の多さなどにのまれていたが、会場の雰囲気に慣れてきた」と鋭いスイングを取り戻し、六、八回に適時打を放った。
 負けたものの、初の8強で夏の宮城大会のシード権を獲得した。それでも高橋は「シード校以外でも強いチームはある。(自分もチームも)勝負強い打撃を磨かないと」と強調した。

 柴田・岩佐投手(6安打2失点で完投)「調子は良くなかったので、気持ちだけで投げた。八回のピンチは、打者よりも捕手のミットだけに集中して投げ込み、切り抜けた」

◎東北延長サヨナラ

 ▽準々決勝

仙台商1200030000=6
東 北0020310001x=7
(延長十回)

 【評】東北がサヨナラ勝ちした。6−6の延長十回2死満塁から、伊勢が中前に決勝打を放った。七回から登板した東北の2番手熊谷は4回無失点と好投。仙台商は七回以降、毎回の好機を生かせなかった。

 ○…「頼りになる打者」平常心で一打 互いに点を取り合い6−6で延長戦にもつれ込んだ一戦にけりをつけたのは、東北の伊勢の一打だった。
 七回の守りから出場し、延長十回、2死満塁で打席が回ってきた。「いつもの練習通りに打てればいい」と平常心で臨んだ。2球目の内角寄りの直球を振り抜くと、打球はきれいに二遊間を抜け、サヨナラ中前打となった。「うれしいの一言です」と笑顔を見せた。
 我妻監督は「伊勢は勝負強く、頼りになる打者。仙台商には地区予選で負けており、夏の大会前に2度は負けられない相手だった」とほっとした表情を見せた。

 仙台商・乙戸投手(先発し、168球の熱投もサヨナラ負け)「力不足だった。中盤から疲れでフォームを崩し、直球の制球が定まらなかった。夏まで走り込んで、暑い中でも投げ切れる体力を付ける」


2016年05月25日水曜日


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