宮城のニュース

<仮設住宅>宮城・山元町 1カ所に集約へ

 宮城県山元町は本年度末をめどに町内のプレハブ仮設住宅の集約を行う。8カ所の仮設住宅の3月末時点の入居率は平均で22.9%で、町は現状ではコミュニティーの維持が難しく、防犯面でも課題があると判断。集団移転用地が完成しないなどの理由で転居先を確保できない特定延長対象者らを、町民グラウンド住宅の1カ所に移転するよう促す。
 特定延長者の入居率が15%以下の浅生原東田、浅生原内手、浅生原箱根、高瀬西石山原の4住宅は9月末をめどに、30%以下の旧坂元中、中山熊野堂の2住宅は来年3月末をめどに解消を目指す。ナガワ仙台工場住宅は本年度中に全ての入居世帯が退去する見通し。
 3月末現在、8カ所の仮設住宅に236世帯が入る。入居期限が6年目まで認められている特定延長対象は120世帯で、建設戸数の11.7%になっている。
 町は、町民グランド住宅に移る住民への支援策として上限20万円の移転費用補助を行う。特定延長対象外の世帯とは個別に相談を進める。町被災者支援室は「住民それぞれの事情を踏まえながら、お願いをしていきたい」と話す。


2016年05月26日木曜日


先頭に戻る