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<楽天>泥沼8連敗 川井、要所で甘く

3回、西武・炭谷に満塁走者一掃の二塁打を浴びた東北楽天・川井。左はホームに向かう一走浅村

 イヌワシの急降下が止まらない。今季初登板の東北楽天・川井貴志は4回5失点と役目を果たせない。アマダーを加えた新打線も、西武の先発菊池雄星に力負け。昨年8月以来となる8連敗も当然の結果と言える完敗だった。
 序盤で大勢が決した空気が漂った。ベテラン左腕は一回に2失点と不安定な立ち上がり。三回は味方の失策と四球などで2死満塁を招き、炭谷に走者一掃の右中間二塁打を浴びた。
 「あのピンチを乗り越えていたら、ワンチャンスで追い付ける点差だった。粘れなかった。力不足」。球速は140キロそこそこと球威はない。その分、丁寧に低めを突く投球を身上とするが、決め球のフォークボールは要所で甘く入った。
 点差が開いたとはいえ、打線も意地を見せることができない。150キロ前後の直球に、緩いカーブも交える菊池の前に七回まで4安打を放つのがやっと。二回1死三塁や六回1死二、三塁など数少ない好機もあっさりつぶした。
 「選手には連敗を意識させないようにしているけど、失策も出るし、消極的になっている。本当に忘れないといけない」と梨田昌孝監督。もがくほどに深みにはまり抜け出せない。まさに泥沼だ。(佐藤理史)


2016年05月26日木曜日


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