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<熊本地震>復興応援バザー 盛岡で開催へ

バザーを開く菊地さん。震災時に配り切れなかった支援物資を販売する

 熊本地震で親戚が避難所に身を寄せている盛岡市の会社役員菊地直子さん(50)が28日、「熊本復興応援バザー」を盛岡市本宮のTSUTAYA盛岡店前で開催する。売り上げを現地の復興支援団体に寄付する。菊地さんは東日本大震災直後に支援物資の受け入れと配布をした経験があり、「助け合いの気持ちを熊本にも届けたい」と話す。
 菊地さんは大分県出身。地震で熊本県益城町に住む父親のいとこの米村俊男さん(90)宅が全壊した。米村さんは足の骨を折る大けがを負った。今も妻と避難所で生活している。
 地震の2週間後、米村さんから「ここで頑張るけん」と電話が入った。菊地さんは「本当は震災のときの私のように、ものすごく心細いはず。気持ちが分かるからこそ、何か役に立てることをしたい」とバザーを企画した。
 菊地さんは震災直後の2011年4月、経営する盛岡市の会社事務所に支援物資の受け入れ窓口を設けた。物資は市内の避難所などに届けたが、「これ以上置ける場所がない」と断られることもあったという。
 その教訓を踏まえ、今回はバザーで現金を集める。地元の大学生ら17団体が出店し、手作り雑貨などを販売する。売り上げは、福岡県を拠点に支援物資を運ぶ復興支援団体「ユメヘノカイダン」に送る。
 菊地さんは5年前に配り切れなかった物資の色鉛筆やスケッチブックを販売する。「震災で集まった善意を無駄にせず、熊本に届けたい。気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。バザーは午前10時〜午後5時。連絡先は菊地さん090(1398)2982。


2016年05月26日木曜日


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