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<水産加工団地>震災後造成 名取閖上に完成

第1期分の工事が完成した名取市閖上地区の水産加工団地

 宮城県名取市が東日本大震災で被災した閖上地区に整備した水産加工団地(第1期)が完成し、現地で26日、記念式典が開かれた。震災前に別々の地域で操業していた6業者の工場が集まる。震災後に新たに造成された水産加工団地の完成は宮城県内で初めて。
 災害危険区域となった閖上3、4丁目の約2万5800平方メートルに整備。地元のマルタ水産、丸七佐藤水産、浜口商店と、福島県浪江町の鈴栄、相馬市のセンシン食品、いちまる水産が立地し、建設費の8分の7を上限に水産庁から補助金を受けた。
 佐々木一十郎名取市長は式典で「いずれも最新設備を導入した頑強な工場で、見事な団地になった」とあいさつ。復興庁や水産庁、県の幹部らとテープカットをした。式典後の交流会には馬場有浪江町長らが出席。赤貝の塩漬けやコウナゴのちりめんじゃこなど、6業者の商品が試食された。
 マルタ水産の相沢信幸社長は「今日に至るまで言い表せないほどの苦労があった。新商品の開発などにチャレンジし、羽ばたいていきたい」と話した。
 第2期の整備計画もあり、3業者が進出する予定。


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2016年05月27日金曜日


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