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<楽天>10年ぶりの悪夢 消沈9連敗

西武に敗れ、10年ぶりの9連敗を喫して厳しい表情の東北楽天・梨田監督(右端)

 10年ぶりの悪夢だ。東北楽天は見せ場なく敗れて9連敗。梨田昌孝監督自身、日本ハムを率いた2011年9月以来の屈辱を味わった。「こんな状態は思ってもいなかった」。百戦錬磨の名将もさすがにこたえたようだ。
 負けパターンが確立している。4試合連続でいずれも一回に先制を許し、常にリードを許す展開。「0−0と違い、追い掛けるのは(心理的に)きつい」と池山隆寛打撃コーチ。ボール球に手を出し、完封した高橋光成を楽に投げさせてしまった。
 淡泊な打線に、おぼつかない守備からの失点。連敗中の重圧が悪循環を招く。梨田監督は「打たなきゃ、守らなきゃと選手が自分を追い込み、硬くなってしまっている」と嘆く。
 2軍は同じ埼玉であったヤクルトとのデーゲームで14点を挙げて大勝した。試合前、「全てとは言わんけど、13点ぐらい欲しいな」と冗談交じりに語っていた。20イニング連続無得点の打線の姿を見れば、本音のようにも聞こえる。
 2週間勝ちなしで今月はわずかに4勝。ソフトバンク武田翔太1人の5月の勝ち星と同じだ。「打順もそうだし、(1、2軍の)選手の入れ替えを考えないといけない」。イースタン・リーグで首位を快走するファームの選手が救世主になってくれればいいのだが。(剣持雄治)


2016年05月27日金曜日


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