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<クマ出没>国道4号横断 福島で目撃相次ぐ

クマ出没のため閉鎖された信夫山の山頂付近

 福島市中心部近くでクマの目撃が相次いでいる。26日夕までの4日間に寄せられた情報は7件で、散策場所の信夫山に出没したほか、25日には国道4号を横切る姿が目撃された。事態を重くみた関係機関は26日、緊急の対策会議を開いた。
 福島署などに寄せられた目撃情報は図の通りで、クマの体長は1メートル弱〜1.5メートル程度だった。信夫山地区は付近の松川河川敷を含め3件。23日午後5時15分ごろには、山頂付近をランニング中の高校生らが目撃した。
 専門家によると、信夫山での目撃情報は過去数十年で例がない。周辺の山とつながっておらず、クマは河川敷などを通って山に入ったとみられる。市がわなを設置したほか、県警がヘリコプターで上空から警戒している。
 市内であった対策会議には県や県教委、県警の関係者らが出席。同様に県内各地で目撃が増えていることが報告された。県野生動物調査専門官の溝口俊夫獣医師は「餌を求めて母グマから人里に下りることを学んだ『新世代クマ』が居着いている」と説明した。
 溝口氏は「クマと遭遇した場合、逃げ道をふさがないこと。背を向けず、やや伏し目がちにクマの目を見ながら後ずさりで逃げてほしい」と話した。


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2016年05月27日金曜日


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