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<網張温泉>町長に補助金返還命令

 網張温泉(岩手県雫石町)の源泉掘削工事業者の選定を委ねた一般財団法人「休暇村協会」(東京)に2014年、町が補助金を支出したのは違法だとして、町内の男性が深谷政光町長に補助金の返還を求めた訴訟の判決で、盛岡地裁は27日、掘削工事分の補助金約1860万円の返還を命じた。
 判決などによると、町は源泉掘削工事の入札を行わず、網張温泉を運営する休暇村協会に事業者の選定などを依頼し、補助金4320万円を交付した。
 小川理津子裁判長は「工事業者の選定で一般入札をしなかったのは、地方公共団体の基本原則である公平の確保を揺るがす重大な問題」と指摘した。
 町は「判決を確認した上で、今後の対応について検討する」としている。
 男性は昨年6月に監査請求し、町監査委員は7月に「町に損害をもたらさない行為は監査請求の対象にならない」と棄却した。


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2016年05月28日土曜日


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