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<18歳選挙権>秋田大生 投票促す新聞作成

若者の投票の意義を中沢さん(左)に取材する佐々木さん

 選挙権年齢が18歳に引き下げられる夏の参院選を前に、秋田大の新聞サークル「AUP秋田大学報道局」の佐々木里帆さん(21)=教育文化学部4年=が、学内新聞に10代の投票を考える特集記事を掲載しようと取材を進めている。佐々木さんは「学生が選挙への理解を深め、投票に行くきっかけになるようにしたい」と意気込む。
 佐々木さんが記事の執筆を思い立ったのは4月下旬。参院選が近づく中、政治のことを話題にしない学生らを見て「若者の中でも政治への知識や関心に差がある」と感じたからだった。
 担当する特集記事の中心になるのは、同大講師中沢俊輔さん(36)=政治学=へのインタビュー。佐々木さんは先日、中沢さんに1時間半にわたり取材した。
 「なぜ選挙権年齢が引き下げられたのか。10代の若者はどのように情報収集し判断したらいいのか」
 佐々木さんの質問に、中沢さんは「早くから投票の習慣を身に付けることで、将来の投票率向上にもつながる」と意義を説明した上で「新聞やインターネットに掲載された候補者の訴えを比べることが大事だ」と答えた。
 中沢さんは、キャンパス内への投票所設置や、学生同士による政治や選挙の議論なども政治参加のきっかけになることを伝えた。
 取材を終えた佐々木さんは「10代の投票が政治を変えていくために大事だと分かった。記事を通して広く伝えたい」と話した。
 特集記事では、10代の学生ら100人にアンケートを実施し、選挙にどのくらい関心を持っているかといった現状も伝えるつもりだ。
 サークルが新聞を発行するのは6月中旬ごろの予定。秋田市の同大の図書館、にぎわい交流館AUなどで無料配布する。


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2016年05月28日土曜日


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