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<楽天>安楽暗転 勝負どころで痛い制球ミス

6回日本ハム2死一塁、陽岱綱(手前)に2ランを浴びた東北楽天先発の安楽。捕手・川本(伊深剛撮影)

 東北楽天は前夜に投打一丸となって連敗脱出した流れをそのままに、安楽が三回まで無安打で6奪三振と最高の立ち上がりを見せた。本人も「出来過ぎ」と感じるほどの内容だったが、四回以降に別人のように長打攻勢を受け惨敗した。
 四回、先頭の浅間に右越え三塁打を許した後の1死三塁、中田に左翼線への二塁打を許して先制点を献上。五回には先頭のレアードに左越えへのソロを浴びた。最も痛かったのが六回2死一塁から陽岱鋼に許した右中間への2ラン。これで事実上、勝敗が決した。
 四〜六回の得点打は、いずれも変化球が高めや真ん中に入った制球ミスで、勝負の勘所を押さえられなかった。安楽は「ピンチでしっかり投げられるようにならないと」と反省した。
 右手中指のまめの影響で4月30日以来となる1軍マウンドも、今季初勝利はならなかった。「三振を奪えるいい球を持っているのだから、あとは長い回を投げるスタミナを養ってほしい」。梨田監督はこう注文した上で「(この日の投球なら)先発で十分回せる」と先発枠入りを示唆した。チームのどん底からの浮上に向け、若武者の復帰を光明にしたい。(金野正之)


2016年05月29日日曜日


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