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<高校総体>甲羽(柴田)県高校新V

男子八種競技 県高校新で初優勝した甲羽

◎高い身体能力 器用さも

 最終種目の1500メートル、甲羽(柴田)が最後の力を振り絞ってゴール。八種競技で5683点の県高校記録を打ち立てた。
 従来の記録は2008年に千葉大喜(気仙沼西)がインターハイで2位になった時に出した5630点。高いレベルの記録を破り、「結果を残せて良かった」とほほ笑んだ。
 ナイジェリア出身の父と日本人の母を持ち、花沢監督が「身体能力が高く器用さも兼ね備える」とうなるオールラウンダーだ。
 今大会、得意の100メートル、110メートル障害、走り幅跳びで800点台の高得点。砲丸投げ、やり投げは500点台と振るわなかったが、「もっと伸ばせる。目指すは日本高校記録(6093点)」と力強い。
 白石中2年までサッカーと陸上を掛け持ち。陸上に専念すると決めた際、所属するサッカークラブの監督から惜しまれながらも「陸上を選ぶなら絶対に全国大会に行けよ」と励まされた。「あの言葉でスイッチが入った」。中学3年で全国中学大会の四種競技に初出場し、高いレベルで勝負する面白さを知った。
 20年東京五輪で日の丸をつけることを夢見る3年生。「狙うなら400メートル障害」と卒業後の専門種目は決めている。「その前に、インターハイで活躍したい」と意気込む。178センチ、72キロ。(野仲敏勝)


2016年05月29日日曜日


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