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<ベガルタ>今季最多4発 金久保先制

仙台―新潟 前半37分、ドリブルでゴール中央に持ち込んだ仙台・金久保(右)がシュートを決めて先制する(鹿野智裕撮影)

 利き足とは逆の左足を振り抜いた。前半37分、仙台・金久保のシュートは光線銃のような弾道で新潟のゴールネットを揺らした。「最近、前にいる選手の得点が少なく悔しかった」。この先制弾を機にチームは今季最多4ゴール。火付け役は満面の笑みを浮かべた。
 新潟のFKをGK六反が受けた直後、金久保は自陣ペナルティーエリアから右サイドを猛然と駆け上がる。六反が蹴った球は転々と目の前へ。その後が圧巻だった。襲い掛かる守備2人の間をドリブルですり抜け、エリアに攻め込み得点した。「全てイメージ通り。練習したので自信があった」と冷静に振り返った。
 勢いづいた渡部も決勝の3点目を決めた。「順のスーパーゴールで波に乗れた」と金久保に触発され、2−0の後半14分、野沢のCKを頭で押し込んだ。チーム最多の自身3得点目を喜んだ。
 G大阪、浦和、川崎を零封して臨んだ新潟に大量得点。攻撃面で大きな収穫はあったが、渡辺監督は「無失点で終わらないといけない。詰めの甘さが出た」と険しい表情を見せる。
 「4−0で終わるより、課題が出た方がチームのためになる」とは大黒柱の梁勇基。最下位転落の危機を乗り越え、今季初のリーグ戦2連勝。仙台は一つ一つ階段を上り始めた。(狭間優作)


2016年05月30日月曜日


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