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<楽天>序盤7失点 釜田反省しきり

3本塁打を浴びるなど7失点し、4回途中で降板した釜田。右は梨田監督(坂本秀明撮影)

 二回表を終えて0−7。球界を代表するエースに成長した大谷翔平(岩手・花巻東高出)が相手では、東北楽天はもはや逆転勝利が絶望的な状況に陥った。「せめて1点でも取って」。最後まで応援したファンが気の毒になるほど、今季最もぶざまな試合内容だった。
 先発釜田佳直がいきなりつかまった。一、二回だけで中田翔の2打席連続を含む3本塁打を浴びるなど7失点。制球が甘く、いずれも140キロ台半ばの速球を完璧に打たれた。「リズムに乗る前に攻められた? それに尽きます」と反省しきりだった。直近9試合の平均得点が1点の打線は三、九回に計3点を取ったが、焼け石に水だった。
 約2万6000人の観客が最も沸いたのは、六回の守備で新人オコエ瑠偉が途中出場した時だった。勝敗よりも人気の若手選手に注目が集まる光景は、まだ100試合近くを残すこの時期にしては寂しい限りだった。
 梨田昌孝監督は「大差で負けてしまい、ファンに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と謝った。31日から交流戦が始まる。気持ちを切り替えて、巻き返す姿を見せる責任がチームにはある。(浦響子)


2016年05月30日月曜日


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