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「マルカン百貨店残して」高校生が署名提出

マルカン百貨店の存続を求め、小友代表(右)に署名簿を手渡す花巻北高の生徒たち

 老朽化のため6月7日に閉店する岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」を巡り、存続を求め署名活動に取り組む花巻北高生徒による「マルカンのこそう! ワークショップ」が29日、同市であった。マルカン百貨店が果たしてきた役割や中心市街地の再生について話し合った。
 生徒7人でつくる「マルカンプロジェクト」と、マルカンの運営引き継ぎを検討する同市のリノベーション会社「花巻家守(やもり)舎」の小友康広代表(33)が参加した。
 プロジェクトは百貨店が3月に閉店を発表後、街頭やフェイスブックで存続を求める署名集めを始めた。29日までに県内外から9615人の署名を集約した。
 メンバーは署名簿を小友代表に手渡し、「マルカンのレトロな雰囲気を残したい」「世代を超えて集まれる交流スペースがほしい」などと要望した。
 小友代表は「私もマルカンが大好き。高校生の感性をリノベーションに取り入れたい」と語った。同社は運営を引き継ぐ場合の経営計画を検討中で、31日にも方向性を公表する方針。
 プロジェクト代表の3年大江郁弥さん(17)は「マルカンは人口が減少している花巻に人を呼び込める重要な施設。何とか残してほしい」と話した。


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2016年05月30日月曜日


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