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<錦秋湖マラソン>早坂3連覇

一般男子30キロで、3年連続5度目の優勝のゴールを切る早坂

 第36回河北新報錦秋湖マラソンは29日、岩手県西和賀町役場湯田庁舎前を発着点とする日本陸連公認コースで14種目が行われ、メインの一般男子30キロは早坂光司(宮城・ジャムコエアロ)が1時間41分2秒で3年連続5度目の優勝を飾った。
 一般女子30キロは鈴木絵里(秋田・能代山本陸協)が2時間6分15秒で初優勝。ハーフマラソン(21.0975キロ)一般男子は大場直樹(秋田県庁)が1時間11分40秒で3連覇を達成。同一般女子は伊藤優美子(秋田市陸協)が1時間28分37秒で2連覇を果たした。
 男子30歳未満10キロは新田慧(岩手・敬愛園)が31分42秒の大会新記録で制した。
(午前10時現在、気温28.0度、湿度35.0%、北西の風2.2メートル)

◎集中力保ち「納得の走り」

 2位と9分37秒差。一般男子30キロで早坂(宮城・ジャムコエアロ)が圧倒的な強さで3連覇を果たした。左手は人さし指を立てて1位を、右手は広げて5度目の優勝を表しながらゴール。「暑さの中、納得できるレースができた」と笑顔で振り返った。
 心の底からレースを楽しんだ。仁川アジア大会銅メダルでゲストランナーの川内優輝と並んでスタート。日本を代表する選手に「できるだけ付いていこう」と背中を追った。じりじりと離されながらも「力の差は歴然だが、高い目標を持った方がいい」と集中力を保ち、後続との差を考えずに走り続けた。
 昨年の大会で優勝後、サロマ湖ウルトラマラソン(北海道)に出場。9位に終わり、100キロ世界選手権代表の座を逃した。その際、「練習で自分を追い込み過ぎ疲労が出た」と反省。「七、八分の力で走る」と常に気持ちに余裕を持つように切り替えた。無理のない走りが、スタート時で30度近い暑さの中で生きた。
 2年前は32位だった世界選手権に再び出場して借りを返すため、6月のサロマ湖で上位を狙う。仙台高では野球部に所属し20歳で陸上を始めた遅咲きは、名ランナーに挑んだ経験を糧に「走りに自分の成長を感じる」と自信をのぞかせた。166センチ、62キロ。仙台市出身。32歳。(原口靖志)


2016年05月30日月曜日


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