岩手のニュース

<錦秋湖マラソン>沿道の声援 選手を後押し

一般男子30キロに最年少で出場した有馬由秦さん(右)はレース後、母親の美保さんに優しく励まされた

 岩手県西和賀町で29日あった第36回河北新報錦秋湖マラソンには全国から2000人を超えるランナーが参加した。夏を思わせる暑さに負けず、それぞれが懸命に力走。2014年仁川アジア大会銅メダリストのゲストランナー川内優輝(埼玉県庁)の走りも、参加者や沿道の観客を元気づけた。

<文系男子奮闘/花北青雲高・有馬さん>
 一般男子30キロの最年少出場者、花北青雲高(花巻市)3年の有馬由秦(ゆうしん)さん(17)=花巻市=はパソコンのタイピング速度を磨く部活動に所属。「文化部でも走れることを証明したい」と懸命にゴールを目指した。
 今年1月、沖縄で開かれた石垣島マラソンで初めてフルマラソンに挑戦。4時間半で完走し、10代で2位の成績を収めた。
 錦秋湖でも好記録が期待されたが、「暑さと足の裏の痛みに襲われた」と制限時間内にゴールできなかった。不満が残る結果に「マラソンもタイピングも地道な努力がものをいう。練習を積んで来年戻ってきたい」とリベンジを誓った。
 母親の美保さん(54)も一般女子ハーフに出場して完走。「マラソンは日頃の生活態度が記録に直結する。自分の改めるべき部分が見えてきたんじゃない」と落ち込む息子に優しく語り掛けた。


2016年05月30日月曜日


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