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<高配当疑惑>会長 数千万円出資し私も被害

「しあわせ共済リンクル」の事務局が入居する東京都江東区のビル

 高配当をうたい多額の現金を集めていた自称共済団体「しあわせ共済リンクル」(東京)の会長の男性(62)=東京=との主なやりとりは次の通り。

 −会長としての関与は。
 「名義を貸しただけで、事業の中身は何も知らない。約5年前に依頼されたが理由は聞かなかった。軽率だった。事務所は約20年前に訪ねたきりで、その後は一度も行っていない。事業の進捗(しんちょく)状況を確認することもなく、名ばかり会長だった」

 −資金を管理していた事務局長との関係は。
 「以前の勤務先(生命保険会社)で同期だった。約20年前、『金額よりも人数が必要。いくらでもいい』と出資を頼まれ、最初は50万円を預けた。最終的に退職金など数千万円を出資した。私も被害に遭った」
 「友人として年1回程度は会っていた。訃報を受け、今月9日に事務所に行った。既に書類は無くがらんとしていた。パソコンのデータも消されていた。被害者が15人ほど集まっていたが、従業員の姿はなかった」

 −今後の対応は。
 「出資者が東北に拡大していることすら知らなかった。結果的に被害者の方々には申し訳ない。今後の対応について弁護士と相談している」


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2016年05月30日月曜日


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