宮城のニュース

<カツオ>気仙沼20年連続日本一へ初水揚げ

気仙沼魚市場で今季初のカツオが水揚げされ、選別作業に追われる市場関係者=30日午前7時20分ごろ、宮城県気仙沼市

 19年連続で生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市の気仙沼漁港に30日、今年初めてカツオが水揚げされた。昨年より19日遅いもののほぼ例年並みで、魚市場は活気づいた。
 入港したのは静岡県沼津市の巻き網運搬船「第28浜平丸」(285トン)。同県沖100キロの海域で53トンを漁獲した。重さ2キロ前後の小ぶりなものが多かったが、全国的な品薄感やご祝儀相場もあり、高値で1キロ当たり1850円、平均763円の値が付いた。
 カツオは近年、不漁傾向が強まっている。船頭の石原隆一さん(57)は「今のところ日本近海を北上する群れが薄い。カツオの街の復興のためにも水揚げを続けたい」と話した。
 気仙沼漁港は東日本大震災で被災した年も、懸命な復旧で水揚げ日本一の座を守った。市場を運営する気仙沼漁協の佐藤亮輔組合長(75)は「施設を失いながら皆で努力してきた。20年連続日本一を目指し、船が入港しやすい環境を整えたい」と期待した。


関連ページ: 宮城 経済

2016年05月31日火曜日


先頭に戻る