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<楽天>安楽中継ぎ 救援陣てこ入れ

東北楽天の安楽

 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は31日に開幕し、12年目を迎える。昨季に続いて各チームが18試合を戦い、両リーグが所属球団の合計勝利数を争うリーグ対抗色の強い方式で行われる。
 各カードとも本拠地と敵地での3試合を隔年で行うため、優勝チームは決めない。通算勝利数で勝ち越したリーグの6球団には順位に応じて100万円から1千万円、最高勝率球団には500万円の賞金が贈られる。
 2014年までの交流戦は巨人の2度を除いて全てパのチームが制し、昨季はソフトバンクが最高勝率チームとなった。

 東北楽天は31日からの阪神3連戦(コボスタ宮城)を皮切りに交流戦に臨む。過去11季で勝ち越したのは4季だけだが、リーグ最下位に終わった昨季は10勝8敗と2年ぶりに勝ち越した。リーグ戦16勝30敗2分けで14に増えた借金を少しでも返済し、浮上の足掛かりをつかみたい。
 交流戦を前に、投手陣を一部再編した。28日の日本ハム戦に先発した安楽智大を中継ぎに転向させ、勝ちパターンの継投が確立できない救援陣をてこ入れする。与田剛投手コーチは「三振を取れるのが最大の魅力。最初は負担の少ない場面で投げさせるが、勝利の方程式を担ってくれるのが理想だ」と期待する。
 安楽が抜けた先発陣にはリズが加わり、2戦目に先発する。開幕当初は勝ちパターンの継投の一角に期待されたが、本領を発揮できなかった。2軍で走者を背負った時の投球など課題に取り組み、先発登板を重ねてきた。リズは「先発の方が得意だ。2軍で調整し球質も球速も上がったと思う」と力を込める。先発陣は則本、リズ、美馬学、塩見貴洋、釜田佳直の順になる。2軍調整中の戸村健次を今後昇格させ、6人目に当てる見通しだ。
 29日に昇格したオコエ瑠偉を含め、茂木栄五郎、吉持亮汰、足立祐一、石橋良太と新人5人にはチームの起爆剤の役割が期待される。梨田昌孝監督は「若い力、さわやかなプレーでチームが勝つための仕事をしてほしい」と願う。1戦目の阪神先発が左腕能見篤史のため、首脳陣はオコエの先発出場も検討している。オコエは「(プロ初安打を)意識し過ぎず、チームに貢献できるように頑張る」と語る。

 ◇東北楽天の交流戦成績
 年度  試合 勝  負  分 順位
2005 36 11 25 0 12(6)
  06 36 17 19 0  7(6)
  07 24 11 12 1  7(4)
  08 24 13 11 0  5(5)
  09 24  9 15 0 10(2)
  10 24 13 10 1  5(6)
  11 24  9 13 2  9(5)
  12 24 10 14 0  9(4)
  13 24 15  9 0  2(1)
  14 24  9 15 0 10(6)
  15 18 10  8 0  4(6)
〔注〕丸数字はリーグ最終順位


2016年05月31日火曜日


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