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<高校総体>斎藤(仙台育英)初V 陸上男子200

男子200メートル決勝 100メートル、400メートルリレーと併せて3冠を達成した仙台育英の斎藤(中央)

 第65回宮城県高校総合体育大会は30日、利府町の宮城スタジアムで陸上競技最終日があり、男女14種目の決勝が行われた。男子200メートルは斎藤壮太(仙台育英)が22秒05で初優勝し、100メートル、400メートルリレーと併せて3冠を達成。女子1600メートルリレーは常盤木学園(小原、渡部、丹野、渡辺)が3分49秒22の大会新で2連覇した。女子100メートル障害は千葉桃香(柴田)が14秒07の大会新で初の頂点。学校対抗は男子は仙台育英、女子は常盤木学園が制した。

◎残り5メートルで逆転 3冠達成
 仙台育英勢が1〜3位を独占した男子200メートル決勝。接戦を制したのは短距離ブロックの主将を務める斎藤だった。先行する同じ3年生の長尾、島山を追い込み、残り5メートルで逆転。「焦りはなかった。勝てて良かった」と汗をぬぐった。
 後半の加速力を武器とする早熟のスプリンターだ。石巻市青葉中3年時にジュニア五輪200メートルで6位。しかし高校では故障がちで、中学3年で出した200メートルの自己記録(22秒42)を今月まで破れなかった。
 「それでも地道に練習に取り組み、チームをまとめてくれた」と菅原監督はたたえる。今大会、100メートル、400メートルリレーと併せて3冠を達成し、男子総合優勝に大きく貢献した。
 次の目標は憧れの先輩を超えること。仙台育英の男子短距離陣はインターハイ400メートルリレーで2012年に2位、13年に3位入賞し、一時代を築いた。「先輩ができなかった400メートルリレーの優勝を果たしたい。まだまだ力不足だが、鍛え直したい」と燃える。
 東日本大震災で傷ついた故郷に明るいニュースを届けたいとも願う。「自分が頑張れば、地元で話題になると聞いている。大好きな石巻の人たちに、少しでもいい姿を見せたい」と語った。175センチ、66キロ。(野仲敏勝)

◎常盤木学園連覇 女子1600メートルリレー
 女子1600メートルリレーは常盤木学園が3分49秒22で優勝し、東北がつくった大会記録を7年ぶりに更新した。故障明けのエース小宮を温存しての快挙に、「優勝を目指すインターハイに向けて勢いがついた」と選手は喜び合った。
 代役で1走を務めた小原が「いい流れをつくるため、前だけを見て走った」と2走渡部につなぐと、一度も首位を明け渡さずに完勝した。
 昨年、全員2年生のメンバーで県高校記録をつくり、注目が集まる。小宮も「みんなで次につなげてくれた」と仲間に感謝し、復調に意欲を見せた。


2016年05月31日火曜日


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