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<マルカン百貨店>閉店…名物をTシャツに

名物ソフトクリームをデザインしたTシャツを持つ古川さん(左)と清水頭さん

 建物の老朽化で6月7日に閉店する岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」を思い出に残そうと、花巻北高の卒業生らが製作したTシャツが人気を集めている。絵柄には、展望大食堂の名物ソフトクリームをデザインした。
 製作したのは「Marukan T project」の3人。高さ約25センチのソフトクリームを割り箸ですくう伝統の食べ方のイラストに「How Do You Eat?(どうやって食べる?)」と記した。
 4月にフェイスブックなどで2500円で販売を始めたところ、全国から注文が相次いだ。現在は数枚が残っているだけという。
 マルカン百貨店を巡っては、運営引き継ぎに名乗りを上げた同市のリノベーション会社「花巻家守(やもり)舎」が31日、継続が可能かどうかの検討結果を公表する。
 プロジェクト発起人で仙台市青葉区の会社員古川昭浩さん(48)は「いったん閉店した店が同じ形態で再オープンするのは難しいが、存続が決まれば遠方のファンも喜ぶ」と話す。
 メンバーで岩手県紫波町で絵画教室講師を務める清水頭聖子さん(48)も「当たり前の存在だったが花巻にしかない場所。残ってほしい」と願う。Tシャツの売上金は同社の方針を見て使い道を決める。


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2016年05月31日火曜日


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