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<栗原スポーツパーク>市議ら評価と失望交錯

 31日、宮城県栗原市の佐藤勇市長がスポーツパーク計画の撤回を表明したことについて、市議らからは「当然の判断」「残念」などさまざまな声が上がった。「人口減に歯止めをかける地域活性化策は必要」との認識は市側、議会側ともに一致しており、スポーツパーク計画に代わる新たな施策に市民らの関心が集まりそうだ。
 「50%超が『不必要』と回答したのだから、撤回は当然の判断」と計画に反対していた市議。「スポーツ振興や地域活性化の推進は既存の施設を活用しても取り組める。ソフト事業に力を入れるべきだ」と施策の転換を促す。
 佐藤市長はアンケートで賛成が4割超なら、計画を推進するとも発言していた。計画に慎重な見方をしていた市議は「反対が上回ったという民意を市長も重く受け止めたのだろう」と分析。地域活性化策の必要性は認めた上で、「今後は市側の提案を待つだけでなく、議会としても積極的に提案していく」と語った。
 スポーツパークの建設予定地だった宮野地区は国道4号に近く、築館バイパスに隣接する栗原の「へそ」と言える地区。建設推進派の市議は「施設整備による活性化を期待していた。残念だが民意ならば撤回も仕方ない。市執行部と市議会は議論を重ね、次こそは市民が十分納得できる施策を打ち出さなければいけない」と決意を示した。
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 宮城県栗原市の佐藤勇市長は31日、市議会調査特別委員会で、賛否が割れていたスポーツパーク計画について撤回する方針を明らかにした。計画の是非を問う市民アンケートで反対が半数を超えたため。同市築館宮野地区の計画予定地は今後、用途を再検討する。


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2016年06月01日水曜日


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