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<楽天>頼れる則本再び 今季初完投勝利

完投で今季5勝目を挙げた東北楽天・則本(坂本秀明撮影)

 エースの気迫が投打一丸となった東北楽天の快勝を呼び込んだ。
 則本昂大は一回、3人を三振に仕留める圧巻の出だし。相棒の足立祐一も「気合を感じた。直球が走り、変化球が生きた」と舌を巻くほどだった。六回、本塁クロスプレーがビデオ判定となり約8分間、試合がストップ。嫌な間が空いたが「野手からの切り替えて抑えよう、という言葉が大きかった」と平静を保った。七回からはギアを上げて九回、この日最速の151キロを計測するほどの熱投。3安打1失点で今季初めて9回を投げ切った。
 「エースとして素晴らしい投球だった。打線にも活を入れてくれた」。梨田昌孝監督がたたえたように、二回のウィーラーの先制弾を口火に打線が奮起した。
 主役は3打点の岡島豪郎。三回、「奇跡的な感じで体が回った」と、変化球で間合いを外された後の直球を巧みに右翼席へ運んだ。さらに七回には2点打で打者10人で5得点の猛攻を演出。「(六回に)点を取られて嫌な流れだった。絶対に打とうと思った」と気迫に満ちていた。
 足立、茂木栄五郎、吉持亮汰、オコエ瑠偉の新人4人が初めて同時先発出場して活躍し、中堅以上が多い主力に刺激を与えた。岡島は「チームが浮上するためには必要な力」と新人の台頭を頼もしそうに語った。(佐々木智也)


2016年06月01日水曜日


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