秋田のニュース

震災教訓 災害時の福祉探る公開講座

震災の経験をもとに災害福祉について語る野田さん

 東日本大震災を教訓に、災害福祉について学ぶ公開講座が、秋田市役所中央市民サービスセンターであった。同市の社会福祉法人いずみ会が主催し、職員ら約100人が災害時の対応を考えた。
 市福祉保健部の進藤靖主席主査が、「災害に備えた支え合いの地域づくり」と題して秋田市の福祉政策の現状を説明。「市が提供している要援護者名簿などを活用し、福祉施設は地域での支援体制づくりに努めてほしい」と呼び掛けた。
 東日本大震災時に石巻市で被災しながら、要援護者支援の調整などを行った認定NPO法人「災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード」(東京)の理事で宮城支部会長の野田毅さん(45)は「震災当時、福祉避難所はほとんど機能しなかった」と振り返った。
 その上で「災害福祉のスキルを持つ人同士が連携して組織をつくり、有事には要支援者のニーズを把握したり、優先的に福祉避難所へ案内したりするなど、リーダー的役割を担うことが必要だ」と語った。


2016年06月01日水曜日


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