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<明倫中訴訟>再提訴 判決8月23日

 山形県新庄市で1993年に起きた明倫中マット死事件で、死亡した児玉有平さん=当時(13)=の遺族が、最高裁で確定した損害賠償金約5760万円の支払いに応じていない元生徒2人を相手に、同額の支払いを求めた訴訟は31日、山形地裁で結審した。被告側は、加害者とされる元生徒7人の無実を主張していたが、双方の代理人によると、事実関係の審理はなされなかった。判決は8月23日。
 被告側は準備書面で、改めて7人のアリバイを主張した。代理人は弁論後、「無罪の主張について実質的な審理をしてもらうのが希望だった」とした上で「確定判決があり、法律的に難しいことは認識している」と話した。原告側代理人も「事実は最高裁で確定している。債権管理のためだけの訴訟だ」とした。
 訴えなどによると、遺族が元生徒7人に損害賠償を求めた訴訟は、2005年に賠償金の支払いを命じる判決が最高裁で確定したが、7人は支払いに応じなかった。損害賠償請求権の時効は10年。遺族側は給料の差し押さえなどによる時効中断手続きができなかった元生徒を相手に、中断のための訴えを起こしていた。


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2016年06月01日水曜日


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