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<モモ>福島産20t タイへ輸出

バンコクで開かれた福島県のイベントで、県産食材を使った料理を取る招待客ら

 福島県は1日、県産のモモ20トンをタイに輸出することが決まったと発表した。内堀雅雄知事が5月31日から同国を訪問中で、現地の大手百貨店グループ幹部らと面談し、取引に合意した。内堀知事は福島の観光の魅力なども積極的にアピールしている。
 県産のモモは東京電力福島第1原発事故の影響で、2011年に海外への出荷がゼロになった。翌12年9月にタイへの輸出を再開。同国に対する昨年の輸出量は1.3トンで、20トンは東日本大震災前を含め過去最高となる。
 輸出は日本の食品商社が手掛け、タイ向けとしては初めて冷蔵コンテナを使って海上輸送する。7月中旬〜8月下旬、百貨店グループで販売する。
 内堀知事は「生産者や農協関係者と連携して高品質のモモの出荷に万全を期す。販売プロモーションも強化する」とコメントした。
 内堀知事は前日の31日、首都バンコクの日本大使公邸で県産品などを紹介するイベントを開催。これまでのタイの支援に「心からありがとうございますと伝えたい」などと感謝した。
 スライドショーでは、満開の桜が咲く鶴ケ城(会津若松市)周辺など県内の見どころを紹介。「福島県は復興に着実に取り組んでいる。美しい自然やおいしい食べ物、人情に触れてほしい」と来県を呼び掛けた。
 会場には現地の旅行会社や小売店関係者ら約100人の招待客が訪れた。県産の地酒などが振る舞われ、そば打ちの実演もあった。


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2016年06月02日木曜日


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