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復興拠点整備事業 飯舘にメガソーラー完成

完成したメガソーラーを見学する関係者

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村の深谷地区に、出力1500キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。村は周辺に道の駅や花の栽培施設、災害公営住宅などを設ける計画で、発電所は一連の復興拠点整備事業の第1弾となる。
 村と東芝などで設立した「いいたてまでいな復興株式会社」が出資した特別目的会社が事業主体。県道沿いの農地約2.7ヘクタールを買い取り、太陽光パネル6930枚を設置した。建設費約5億4000万円のうち約1億7000万円に国の交付金を充てた。
 年間発電量は一般家庭約450世帯の消費分に相当する170万キロワット時を見込む。全て東北電力に売り、年間数百万円の収入を想定。収益は来年完成する道の駅の運営などに活用する。
 現地で1日にあった完成式で、菅野典雄村長は「先祖伝来の一等地をお譲りいただいた。頑張っている村の姿を見せていきたい」と話した。


2016年06月02日木曜日


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