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<甲状腺検査>宮城・丸森 がん診断は1人

 宮城県丸森町は2日、東京電力福島第1原発事故を受けて18歳以下の町民たちを対象に行った町独自の甲状腺検査の結果を、町議会全員協議会に示した。昨年7月から今年4月にかけて1564人が超音波検査を受検。甲状腺にしこりなどが見つかり精密検査が必要と判定された11人のうち、1人ががん、1人ががんの疑いと診断された。
 町が2012年3月〜13年1月に行った検査では、がんまたはがんの疑いと診断された人はいなかった。
 町によると、がんと診断されたのは成人女性で、手術を受け、現在は元気に生活している。がんの疑いと診断された成人女性は経過を観察している。
 町保健福祉課は「原発事故が原因かどうかははっきりしない。福島県で行っている調査でも最終結論には至っておらず、その動向を見たい」と説明する。
 検査は、事故当時0〜18歳だった町民と、事故直後の転入者、出生者の計2323人が対象。12〜13年の検査は1982人が受けた。町は18年度に3回目を行う方針。宮城県内の自治体では同町だけが甲状腺検査を実施している。


2016年06月03日金曜日


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