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<楽天>早くも自力優勝消滅

4回東北楽天1死二塁、空振り三振に倒れる茂木。先発藤浪(伊深剛撮影)

 阪神の先発藤浪に手玉に取られた。東北楽天は打線が今季最低のわずか1安打と見せ場なく零敗。開幕から約2カ月、早くも自力優勝の可能性が消えた。
 「ゴロの多さが物語る通り、藤浪晋太郎は制球が良く、変化球でうまくずらされた」。池山隆寛打撃コーチが脱帽した。
 「えげつない球だった。球速以上に速く感じた」(中川大志)というほど速球がさえ、ほぼ似た軌道で少し曲がる変化球も駆使され、凡打の山を築いた。9回で21度、内野ゴロを打たされた。
 速球に屈したのが、3番に入ってから3戦連続複数安打と好調の茂木栄五郎。一回に151キロを空振り三振した後、四回1死二塁では148キロの直球にバットが空を切った。「手も足も出なかった。能力で負けた」と悔しがった。
 なお続く2死二塁、枡田慎太郎は真ん中の直球を左翼へ本塁打性の大飛球を放ったが、逆風にも阻まれた。「甘い球が来ても球威があった」。不調のウィーラーに代わって任された4番は二回に中前打を放ち、無安打無得点試合を逃れるのがやっとだった。
 ほぼ無策での敗戦に梨田監督は「ファンを喜ばせることができなかった」。2連敗で浮上のきっかけをつかめず、敗戦の弁にも力がなかった。(佐々木智也)


2016年06月03日金曜日


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