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<青い森鉄道>2児死亡事故受け踏切に新装置

事故防止のための装置が整備された青い森鉄道の踏切

 青い森鉄道(青森市)は2日、軽乗用車と列車が昨年1月に衝突して幼児2人が死亡した青森市浅虫の踏切に、障害物を検知すると作動する事故防止のための装置を設置した。
 装置は遮断機が下りた踏切内で障害物を検知すると線路内の停止信号が赤く点灯し、運転士に伝える。同時に、「列車が来ます。早く踏切から出てください」と音声が流れる。昨年の事故で、非常用ボタンは押されなかった。これを教訓に、非常用ボタンが押されなくても自動で異常を察知できるようにした。
 現場は車1台が通れる程度で、直進で踏切内に入れなかったり勾配が急だったりする箇所があり、以前から危険との指摘があった。
 青い森鉄道の高清水浩設備課長(60)は「踏切では一時停止を徹底してほしい」と話した。浅虫町会の山崎光治会長(76)は「装置の設置は心強いが、完全に安心はできない。二度と事故が起きないよう、列車の有無を確認するのが大切だ」と強調した。
 事故は昨年1月25日午後に発生。踏切内で立ち往生した軽乗用車と快速列車が衝突し、後部座席の男児=当時(4)=と女児=同(3)=が頭などを強く打って死亡した。


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2016年06月03日金曜日


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