岩手のニュース

津波で全壊…かさ上げ市街地にスーパー開店

キャッセン大船渡ショッピングセンターに開店した「マイヤ大船渡店」

 東日本大震災で被災した岩手県大船渡市大船渡町のかさ上げ市街地に整備された「キャッセン大船渡ショッピングセンター」に2日、中核店となるスーパー「マイヤ大船渡店」が開店した。
 マイヤ(大船渡市)は震災後、店舗が全壊した同町内に「大船渡店」を開店していたが、市の商業集積方針に伴い新築移転した。
 式典で金野栄一副社長は「中核を担うことに誇りと責任を感じる。街の復興を進める」とあいさつ。戸田公明市長は「大船渡の大きな発展の中心となることを期待する」と述べた。
 ショッピングセンターは敷地面積約3.4ヘクタール。ほかにホームセンター、衣料店、クリーニング店、飲食店、メガネ店が入居し、ほとんどが同日開店した。スーパーを訪れた同市の主婦(78)は「震災前は店まで歩けたが、家が被災して遠くなり、車に乗せてもらわないと大変だ」と話した。
 市は高齢者や観光客らの利便性向上を図ろうと、東大大学院の鎌田実教授の研究室などと覚書を5月に締結。開店に合わせ2、3の両日、公道を走行できるゴルフカートで近距離を移動する実証実験に取り組む。


2016年06月03日金曜日


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