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<よってけポポラ>産直人気 売り場再拡大

売り場を広げた産直施設「よってけポポラ」

 東根市農協(愛称・JAさくらんぼひがしね)はこのほど、産直施設「よってけポポラ」(山形県東根市)をリニューアルオープンさせた。商品取扱量の増加で手狭になった売り場の面積を、従来の1.4倍(約760平方メートル)に広げた。新鮮で良質、安価な地元農産物が県内外の客の人気を呼び、2003年10月の開店以降、2回目の増床となった。
 陳列棚が増え、通路も広くなり、買い物客からは商品を見やすくなったと好評だという。ジェラートが評判の軽食コーナーでは、地元産の野菜や牛肉を使ったカレーなどメニューの充実も図った。
 同農協によると、昨年度の来客数は約48万5000人。1日当たりに換算すると約1350人で、初年度の約370人から3.6倍になった。
 2004年度に約3億4000万円だった年間売上高は右肩上がりで増加し、昨年度は初めて11億円を超えた。出品する会員農家も現在は約600人に上る。
 好調の要因として、高橋俊二特販部長は徹底した品質管理を挙げる。会員農家は毎日、朝採りの野菜や果物を店頭に並べ、売れ残った商品を翌日の開店までに回収する。品質に問題がある場合は、農家に対し改善指導も行っている。
 特産のサクランボの存在も大きい。例年、露地物が旬を迎える6月に年間売上高の2割以上を稼ぐという。
 新鮮な商品を目当てに遠方から足を運ぶ客も多く、駐車場には県外ナンバーの車が目立つ。6〜11月は仙台市などを中心とした県外客が全体の約35%を占める。
 市商工観光課の石垣有一課長は「ポポラは仙台圏に近いという地の利を生かし、東根市への日帰り客を誘致する非常に強力な存在になっている」と評価する。
 今年は露地物のサクランボが今月4日から店頭に並ぶ予定だ。高橋部長は「これまで以上に多くのサクランボを店頭に並べられる。広くなった売り場で買い物を楽しんでほしい」とPRしている。


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2016年06月03日金曜日


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