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<FCV>水素ステーション 仙台で着工

3日の起工式で示された商用水素ステーションの完成予想図

 水素をエネルギー源に走る燃料電池車(FCV)の普及に向け、産業ガス大手の岩谷産業が整備する東北初の商用水素ステーション起工式が3日、仙台市宮城野区であった。同社の牧野明次会長や村井嘉浩宮城県知事ら約30人が出席し、工事の安全を祈った。
 ステーションは宮城野区幸町4丁目の県有地約2000平方メートルに整備し、関東から輸送する液化水素の貯槽や水素圧縮機などを備える。1時間でFCV6台に水素の充填(じゅうてん)が可能。来年2月の完成を目指す。
 起工式後、牧野会長は取材に「東北で水素社会を実現する出発の地にしたい。仙台を中心にステーションを増設すれば、FCV利用者の利便性も広がる」と述べ、さらなる整備に前向きな姿勢を見せた。
 県は整備費用の一部3億8000万円を補助する。村井知事は「ステーションが県内にあれば、関東からもFCV利用者を呼び込むことができる。環境、観光面で意義ある施設になる」と強調した。


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2016年06月04日土曜日


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