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<楽天>銀次 終盤に代打で決勝打

7回東北楽天2死一、三塁、代打銀次が右前に勝ち越しの適時打を放つ(中日スポーツ提供)

 セ・リーグ本拠地に乗り込んでの初戦で、東北楽天・梨田監督の采配が的中した。終盤に代打で出場した銀次が決勝の適時打を放ち、前日の1安打零敗と湿り切った空気を振り払う快勝。監督は「前日はこたえる1敗だった。今日こうして勝てたのは大きい」と語った。
 1−1の七回。投手戦の中で打線がつないで築いた2死一、三塁、9番塩見の打席で監督は勝負をかけた。今季2度目の先発落ちを味わった銀次を代打で起用。背番号33は期待に応え、高め140キロの初球を強振して右前へ運び、貴重な勝ち越し点を奪った。
 「実力の世界なので結果が出ている選手を試合に出すと思うし、その中で一振りで決められて良かった」
 前日まで4試合無安打。捉えた当たりが野手の正面を突く不運もあったが、「自分の中に迷いがあるのかな、という思いがあった」。この日視察に訪れた星野球団副会長から「空振りしてもいいから強いスイングをしろ」と助言を受け、練習から意識したことが実を結んだという。
 試合後は「チームにずっと迷惑を掛けてきたので」とおわびの言葉が口を突いた。シーズンは3分の1を過ぎたところ。選手会長の復調がチームの浮沈の鍵を握っていることは、言うまでもない。(浦響子)


2016年06月04日土曜日


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