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「病院の管理不適切」遺族、岩手県を提訴

 岩手県立胆沢病院(奥州市)に入院していた自営業の男性=当時(73)=が死亡したのは病院の呼吸管理が不適切だったためだとして、奥州市と仙台市の遺族が3日までに、県に約3800万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、男性は2013年3月、自宅で転倒して同病院に救急搬送され、頸椎(けいつい)脱臼の手術を受けた。手術後は酸素を送る器具で呼吸を管理されていたが、たんを詰まらせ容体が急変。入院8日目に気道閉塞(へいそく)で死亡した。
 遺族側は「男性はたんが出やすく、意識障害もあったため、呼吸を厳しく管理する必要があった。状態が悪化した際に素早く気道を確保していれば最悪の事態は避けられたはずだ」と主張する。
 同病院事務局は「弁護士と相談の上、適切に対応する」と話した。


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2016年06月04日土曜日


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