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<高校総体>柴田女子団体24年ぶりV

柔道女子団体決勝、東北−柴田 大将戦で柴田・鎌田(奥)が内股で有効を奪う

 第65回県高校総合体育大会の主会期は4日、3日間の日程で始まった。初日は県内各地で28競技が行われ、柔道女子団体は柴田が24年ぶり4度目の優勝を果たした。レスリング男子団体は仙台城南が3年連続33度目の頂点に立ち、剣道男子個人はノーシードの佐藤亘(小牛田農林)が初の栄冠に輝いた。相撲団体は小牛田農林が6年連続15度目の優勝。ボートは低気圧の影響を避けるため予定を早めて決勝まで実施し、かじ付きクオドルプルは男女とも石巻が制した。

◎大将戦得意の内股で一気
 柔道女子団体で柴田が東北の10連覇を阻んだ。勝利が決まると狩野監督は両手を突き上げ、「すごいよ、すごいよ」と、部員と抱き合って喜びを爆発させた。「ここまでやってくれるとは思ってなかった」と興奮しきりだった。
 1−1で迎えた大将戦の開始約30秒、2年生エースの鎌田が相手の内股をかわして体を入れ替え、左の内股で有効を奪った。「他の技は考えていなかった」と得意技を決めると、会場はどよめきに包まれた。
 「長かった」と言う残り約3分30秒。序盤に飛ばした反動で体の切れが落ち、何度も技を掛けられそうになる。勝利を目前に号泣する中堅小野寺らの声援が聞こえた。「疲れて駄目かと思いかけたが、『みんながついているよ』という先輩たちの声のおかげで諦めなかった」。猛攻に耐え、自らもうれし涙を流した。
 決勝はチームとしてプラン通りの試合運びだった。先鋒(せんぽう)遠藤は狙い通りのカウンターで支え釣り込み足を決め、小野寺は優勢で敗れはしたものの、体格で勝る相手に食らい付き、流れを渡さなかった。
 「東北に勝つという一心だった」と遠藤。小野寺はインターハイに向け、「今まで応援してくれた人たちへの感謝を込めて頑張る」と涙を拭いながら語った。(佐藤夏樹)


2016年06月05日日曜日


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