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生産額全国3位!福島の医療福祉機器産業PR

医療・福祉機器産業について分かりやすく解説した高校生向け冊子

 「医療・福祉機器が福島では、おもしろいんだってよ」。福島県は、こんな題名の高校生向け冊子を作った。小説仕立てや写真の活用などにより、福島が生産額で全国3位という医療・福祉機器産業を紹介。関連分野の人材育成に向け、若い世代の関心を高めるのが狙いだ。
 小説仕立ては第1章。ある高校生が部活中に倒れ、自動体外式除細動器(AED)で一命を取り留める。これをきっかけに、同級生の女子生徒らが関連産業に関心を抱く。福島の未来を切り開く分野だとも知り、医療機器に関わることを決めるという筋書きだ。
 医療機器について調べるシーンでは「家電との違いは」などと専門家に質問するなど、高校生の視点で分かりやすく紹介している。
 他の章では、がんの早期発見で活躍する陽電子放射断層撮影装置(PET)といった先端機器などを絵や写真付きで説明。研究者インタビューも盛り込んだ。
 一般社団法人ふくしま医療機器産業推進機構の幹部や県職員ら5人による編集委員会が作った。完成報告を受けた畠利行副知事は「多くの高校生が医療機器産業に興味を持ち、就職活動に役立ててくれればありがたい」と期待した。
 県内の医療機器の年間生産額は1303億円(2014年)で、関連企業は65社に上る。冊子はA5判、140ページ。完成した2500部のうち、1900部を県内の高校102校に配布した。


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2016年06月05日日曜日


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