岩手のニュース

豊かな海願い植樹 ミズナラなど1500本

山の斜面に広葉樹の苗を植える子どもたち

 気仙沼湾に注ぐ大川の上流域に広葉樹を植えることで豊かな海を育む「森は海の恋人植樹祭」が5日、岩手県一関市室根町の矢越山ひこばえの森であった。
 宮城県気仙沼市唐桑町の「牡蠣(かき)の森を慕う会」と地元自治会が主催し、全国から約1200人が参加した。麓から30分ほど山を登った後、山の斜面約50アールにミズナラやトチなど約1500本の苗木を植えた。
 参加した一関市室根西小5年の芳賀怜旺(れお)君(10)は「山に雨水がしみて、川から海に流れ込む。山に木を植えることは川も海も守ることだと教わった」と丁寧に苗を植えていた。
 牡蠣の森を慕う会の畠山重篤代表(72)らは1989年に植樹祭を始め、これまでの28回で約4万本の広葉樹を植えている。畠山代表は「間もなく30年になり、木も大きくなってきた。植樹に加え、間伐といった森林を育てる活動や間伐材をバイオマス発電の燃料に活用することも考えていきたい」と語った。


関連ページ: 岩手 社会

2016年06月06日月曜日


先頭に戻る