宮城のニュース

<楽天>打線に光を 接戦でまたも逸機

4回東北楽天2死二塁、好機で空振り三振に倒れた松井稼

 東北楽天打線はつながりを欠き、散発4安打無得点で好投手吉見一起に屈した。梨田昌孝監督は「どの球種もほとんど同じ投球フォームで、弱点が見つからなかった」と脱帽するしかなかった。
 絶好の先制機を逃した。四回、先頭の藤田一也が右中間二塁打で出塁したが、茂木栄五郎、ウィーラー、松井稼頭央の中軸3人が走者を進めることすらできず凡退。五回に築いた無死一塁も後続があっさり打ち取られた。
 「吉見はベルトから上の打ちごろの球がほとんどなく、少ないチャンスをものにできなかった」と礒部公一打撃コーチ。四回の好機で左飛に倒れた茂木は「あそこで走者を進められなかったのが負けにつながった」と悔やんだ。
 悪いムードは守りにも波及した。六回1死満塁、ビシエドの二ゴロで藤田が茂木に絶妙のトス。茂木は一走を二塁封殺したまでは良かったが、一塁へ悪送球。「(藤田のトスを)予測し切れず慌ててしまった」と茂木。2者がかえり、決勝点を失った。
 2連勝はしていたものの、前日は無安打で3点を挙げての勝利。監督は「打っていないから変えざるを得ない」と打順をあえて組み替えて臨んだ。試行錯誤も実らず、適時打は20イニング連続出ていない。深刻な得点力不足に陥っている。(浦響子)


2016年06月06日月曜日


先頭に戻る