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<参院選福島>2現職 本番モード

パーティーであいさつする岩城氏=5日午後3時40分ごろ、福島市
支援者を前に演説する増子氏=5日午後1時ごろ、伊達市

 参院選(22日公示、7月10日投開票)の日程が確定後、初の週末となった5日、改選数が2から1に減る福島選挙区では、立候補を予定している両現職らが福島県内を走り回った。東京電力福島第1原発事故からの復興や安全保障法制などを巡り、本番さながらの前哨戦を繰り広げた。
 自民党現職で4選を目指す法相の岩城光英氏(66)は支持者回りの後、福島市であった党県連幹事長の就任記念パーティーに出席。「幹事長の指示通りに私は動き回り、勝利を収めなければならない。必死の思いで最後まで戦う」と、約450人の参加者に訴えた。
 党本部は同選挙区を重点区に位置付けており、パーティーには石原伸晃内閣府特命担当相、額賀福志郎党東日本大震災復興加速化本部長らも参加。石原氏は「保守と左派のどちらに福島の復興と日本のかじ取りを任せるのかを決める選挙だ」と強調した。
 この日は党本部と県連の合同選対会議もあり、茂木敏充党選対委員長は「アベノミクスを前に進めるのか、4年前の混乱の時代に時計の針を戻すのかが問われる」とげきを飛ばした。
 野党統一候補の民進党現職の増子輝彦氏(68)は、南相馬市などでの事務所開きに出席。伊達市では支援者ら約100人を前に「復興、平和、経済政策が大きな争点だ。安倍政権の進め方に必ずノーを突き付けたい」と3選に向けて支持を呼び掛けた。
 選挙権年齢が今回から18歳に引き下げられることから、若者への浸透も意識し前哨戦を展開する。4日は、JR郡山駅前で開かれた安保法制に反対する県内の10〜30代の社会人らでつくる団体の集会に参加した。
 増子氏は「共闘したからといって勝てる保証は全くない。3党ではなく、安倍政権に反対する全ての県民の統一候補として戦う」と強調。団体メンバーのコールに合わせて「野党を伸ばそう」「政治を変えよう」などと声を張り上げた。
 幸福実現党新人の矢内筆勝氏(54)は5日、福島市で事務所開きを行った。


2016年06月06日月曜日


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