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<汚染廃棄物>環境相 農林系近く視察へ

汚染廃棄物の処理について意見交換した村井知事(左端)と丸川環境相(右端)

 東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質による汚染廃棄物の処理を巡り、村井嘉浩宮城県知事は6日、丸川珠代環境相、井上信治副大臣と環境省で会談した。丸川氏は近く、県内の稲わらなど農林系の汚染廃棄物を視察する考えを示した。
 村井知事は、秋までに国の基準値(1キログラムあたり8000ベクレル)以下の廃棄物の放射性濃度を測定し、処理方針を決めると報告した。丸川氏は「県が統一した方向で調査するのは大きな意味がある。技術的にはもちろん、財源面もしっかり手当てする」と強調した。
 視察に関し、丸川氏は「農林系廃棄物をこの目で見たい。早い段階でうかがいたい」と述べた。丸川氏は3月に岩沼市内で汚染された浄水発生土を視察したが、県内の廃棄物の大半を占める農林系廃棄物の保管状況は見ていない。
 村井知事は会談後の取材に「県がやろうとしていることを支援する意思が示された。安心して事業に取り組める。今月中にも調査を始めたい」と語った。


2016年06月07日火曜日


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