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<楽天リポート>周りに細やか気配り

三塁ベンチの守り神?同じポーズで笑顔を見せるウィーラー=コボスタ宮城
菅野愛郁(かんの・めい)仙台市出身。宮城・富谷高卒。同校野球部のマネジャーとして1年夏、3年夏の宮城大会4強進出を支えた。10年から雑誌記者や、東北放送ラジオ「あっつあつ☆らじお」(毎週土曜午後)パーソナリティーとして、東北楽天の取材をしている。趣味はスポーツ観戦、ダンス。27歳。

 「アシタモイクワヨ!」。お立ち台でのこのフレーズ、イーグルスファンならもうおなじみですよね? 愛らしいキャラクターで大人気のウィーラー選手は、このフレーズでスタジアムに集まるファンを毎回沸かせてくれます。
 アニメ映画のキャラクター、ミスター・ポテトヘッドに似ていることから「ポテちゃん」と親しまれていますが、最近ではハクション大魔王に似ているとの声も。三塁側ベンチには、ハクション大魔王がプリントされた紙に背番号40の文字が書かれ、貼り出されているほどです。
 「一年でも長く日本でプレーしたい」。そう話す彼は、覚えた日本語も増えています。「元気ですか?」の問いには、すぐさま「元気ですよ!」の返事。指導役は米村外野守備走塁コーチです。2月の久米島キャンプから教えているのが日本史もの。2人のこんなやりとりがベンチでよく聞かれます。
 「仙台の城主は?」
 「ダテマサムネ」
 「第15代徳川将軍は?」
 「ヨシノブ」
 「じゃあジャイアンツの監督は誰や!」
 「ヨシノブ!」
 きちんとオチまでつけるところはさすがですよね。
 「チームメートは家族同然。自分のこと以上に喜びを分かち合いたいんだよ」と言う通り、仲間の誕生日には欠かさず声を掛けています。それも通訳さんが教える前なので、周りも驚くばかり。細かな気配りと思いやり。それが彼の愛される理由だと思います。
 米村コーチも「自分より仲間が打てない時に一緒になって悔しがるんや。面白いやつやで」と言います。
 皆さんも機会があればウィーラー選手に声を掛けてみてください。「元気ですかー?」と。(東北楽天オフィシャルリポーター 菅野愛郁)


2016年06月07日火曜日


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