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<全町避難>富岡町への商業施設出店で協定

協定書を交わした(左から)大高会長、宮本町長、浅倉社長

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町は6日、公設民営型の複合商業施設に出店を決めたヨークベニマル(郡山市)とホームセンターのダイユーエイト(福島市)と協定書を交わした。ダイユーエイトは11月下旬、ヨークベニマルは2017年3月のオープンを目指すことをそれぞれ明らかにした。
 郡山市の町仮役場であった調印式で、宮本皓一町長が「大型店の再生は双葉郡復興の大きな原動力となる」とあいさつ。ダイユーエイトの浅倉俊一社長は「地域の皆さまのライフラインとして、利便性向上に努めたい」と抱負を語った。
 ヨークベニマルの大高善興会長は「ベニマルがあるから富岡に戻ると言ってもらえるよう努力したい」と述べた。10月ごろから来春の開店までの間、同じセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカドー平店(いわき市)に依頼し、富岡町内で移動販売サービスを計画していることも説明した。
 町が復興拠点に整備する商業施設は、既存のショッピングセンター建物を活用する。町は早ければ17年4月の帰還開始を目指しており、11月下旬にダイユーエイトや地元飲食店など一部が先行オープンし、17年4月に全面営業を始める。施設には100円ショップやドラッグストアも入る。


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2016年06月07日火曜日


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