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<カツオ>小名浜港やっと水揚げ

小名浜港に初水揚げされたカツオ=6日

 福島県いわき市の小名浜港に6日、今シーズン初めてカツオが水揚げされた。今年は5月の主漁場となる八丈島周辺で魚群が見られず、例年より半月から1カ月近く遅い初水揚げとなった。
 入港したのは地元の巻き網運搬船第33寿和丸(350トン)。5日夕、いわき市沖約150キロで8トンを漁獲した。2キロ前後の中小型が中心で、1キロ当たり568〜220円の「まずまずの値段」(関係者)で取引された。
 寿和丸を所有する酢屋商店(いわき市)によると、今年は八丈島周辺で漁場が形成されないまま、福島沖に先週末、突然群れが出現した。福島沖に北上するのは例年6月下旬以降で「今まで聞いたことがないような動き方」という。
 同社取締役の野崎太さん(33)は「不漁で焦りもあったが、ようやく群れを見つけホッとした。これから地元にどんどん水揚げし、食卓に届けたい」と話した。
 いわき市によると、小名浜港では東日本大震災前、年約5000トンのカツオの水揚げがあった。近年は風評被害への懸念などから600〜700トンにとどまっている。


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2016年06月07日火曜日


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